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斉藤 芳宜

マーケティングオートメーションで威力を発揮するライティング術(4) 斉藤 芳宜【マーケティングコラム 2016-03-18】

顧客との関係性を深めるためのライティング

 

ライティングは集客のための有効なテクニックです。

 

これはこれで事実なのですが、テクニックに走る前に、理解しておいてほしい重要な考え方があります。

 

それは、ライティングは、単なる集客のためのテクニックではなく、「顧客と良好な関係を築くためのもの」だということです。

 

集客を考えると、どうしても「いかにしてお客を集めるか」に目が行きがちです。

 

たまに、悪徳商法と同じで、必要以上に顧客の危機感を煽り、詐欺まがいな行為でお客さんを集める文章が見受けられます。

 

これは、ダイレクト・マーケティングの先進国であるアメリカの集客手法の悪用と言えます。

 

そもそも、アメリカ型のマーケティングは、ノウハウは強力ですが、基本的に顧客から奪い取るマーケティングですから、活用する場合は気を付けなければいけません。

 

顧客を騙す、顧客から奪うようなことをしていては、それこそ一度きりの商売で終わってしまいます。

 

改めて言いますが、

 

ライティングは、単なる集客のためのテクニックではなく、「顧客と良好な関係を築くためのもの」。

 

そこを履き違えてしまうと、顧客との継続的な商売はできなくなります。

 

顧客との良好な関係性を築くためには、適切な情報を、心理操作することなく適切に提供し、価値観が共有できて集まってくれた人に対して、価値のある情報を提供することが必要です。

 

その活動を、文章(ライティング)を通じて、行っていくことになります。

 

よくある悪い例が、次のような文章です。

 

・相手の聞きたいことではなく、自分の言いたいことしか書かれていない
・普段顧客が使う言葉を使っていない
・社名や商品名が全面に出ている
・顧客のメリットが提示されていない

 

このような文章を「独りよがりの文章」と言います。

 

これでは顧客との良好な関係を作ることはできません。

 

どうでしょう?
あなたの文章は、独りよがりになっていませんか?

 

(続く)

コラム執筆者のプロフィール

船井総合研究所 グループマネージャー シニア経営コンサルタント
斉藤 芳宜

福井県出身。神戸大学経営学部卒。中小企業診断士。
大手通信会社においてIT関連の新規事業立ち上げのチームリーダーを経て、船井総研に入社。
現在、船井総研・IT企業コンサルティングチームにおいて、特に即時業績アップにつながるコンサルティングを得意とする、IT・ソフト開発会社専門コンサルタントである。「答えは現場にしかない」という信念のもと、年間250日以上を現場での調査と業績アップ支援に充てている。IT企業経営者向け総合情報サイト「ITベンダー経営.com」の運営統括責任者であり、全国のIT企業経営者を組織化し、オンリーワン高収益企業の輩出を目指す勉強会「ITベンダー 経営研究会」を主宰している。
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