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ビジネスモデル

斉藤 芳宜

世界最強企業のGE(General Electric)はなぜこんなに強いのか? 斉藤芳宜【ITコラム 2014-06-27】

「General Electric」

 

この会社を表現する言葉は、たくさんあります。

 

偉大な発明家トーマス・エジソンが創業した企業であり、
世界最大の製造業であり、
20世紀最高の経営者といわれるジャック・ウェルチが前CEOを務めた会社であり、
世界で最も働く経営者と言われているジェフ・イメルトが現在CEOを勤めている会社であり、
時価総額がトヨタの3倍以上ある会社であり、
ボーイングや3Mなどの世界企業のCEOがGE出身であるなど人材創出企業と呼ばれていたり、
世界No.1かまたはNo.2の事業以外は残さない企業であったり、
「世界で最も尊敬される企業」と表現されていたり・・・。

GEを一言で表現するならば、

 

それは、おそらく「あらゆる意味で世界最強の企業」でしょう。

 

さて、いわゆるコングロマリット、すなわち、事業の多角化を行い、事業間に直接的な関係のない事業を複数抱えた複合企業であるGEは、以下の4つのメイン事業部門からなっています。

 

(1)
風力発電、原子力発電、 石炭発電、 石油&ガス、 太陽光発電、水力発電などの関連ビジネスを行うGEエナジー・インフラストラクチャ事業部門

 

(2)
家電製品・照明機器、産業機械・重電・電機機器・電気部品・電子部品・電子機器・制御機器・配電盤・発電設備・モーターなどの製造ビジネスを行うGEコンシューマー&インダストリアル事業部門

 

(3)
鉄道・医療機器・航空機エンジン・IT関連ビジネスを行うGEテクノロジー・インフラストラクチャ事業部門

 

(4)
航空機リース・事業者金融・消費者金融などからなるGEキャピタル部門

 

これらの中で、コングロマリットの一事業部門でありながらも各事業部門をまたいで機能しており、かつGEの収益の大部分を占め、しかもCEOであるジェ フ・イメルト氏の直轄下にあるのが、GEキャピタルであり、このGEキャピタルこそが、GEという会社を理解するために最も適した部門であると言えます。

 

そして、グレートカンパニーアメリカセミナーでは現在このGEの金融部門にコンタクトをとっています。

 

130年を超えるGEの歴史を背景に、航空機から鉄道から家電製品までグローバルに市場をリードし続けるGEの各事業部門と、世界中の顧客とをつなげているのが、まさにGEキャピタル。

 

時としてGE製品のユーザーがGE製品を購入しやすいようにリースを提供したり、またGEのすすんだ経営手法を取り入れたいと思う企業にGE方式を コンサルティングしたり、など、GEの他事業部門と関連するサービスを提供する場合もあれば、企業経営やファイナンス、アカウンティングのサポートや他の 保険会社と連携をして新しい保険サービスを生み出すなど、GEの他の事業部門と必ずしも関連性のない事業も行っています。

GEキャピタルの顧客は、時として国家である場合もあります。

 

例えば今年、GEキャピタルの航空機リース部門は、ミャンマーを代表する航空会社、ミャンマー航空に対して、2015年から2020年までの航空機リースの契約を締結しました。

 

その一方で、GEキャピタルは、ウォルマート、ギャップ、バナナリパブリックなどストア・クレジットカードやこうした小売店での割賦販売のサービスを米国内で5500万人に提供している企業でもあります。

 

コングロマリット化することによって、衰退していった企業が多い中、GEはコングロマリットの成功例として常にあげられています。

 

それは、GE自身が、常に時代の変化に対応し、自らを変え続けてきたためであるといえるでしょう。

 

そして、そのカギを握っているのが、このGEの金融部門であるGEキャピタルであるといっても過言ではありません。

 

経営学の教科書として、常に世界中の企業のお手本である「最強企業」GE。

 

現CEOあるジェフ・イメルト氏は、就任後、ジャック・ウェルチが最も重視していたプラスチック部門をサウジアラビア企業にあっさりと売却したり、 さらに今年は収益頭である個人向け金融部門の事業からのスピンオフを公表したり、今も、誰も考えないようなことを推進しています。

 

以下、ジェフ・イメルトの名言集より

 

「競争力が保てなければ撤退します。GEで家電は100年以上中心事業でしたが、競争力を保つのが難しいので本体から切り離します。」

 

「私は自分の時間の3分の1を人材育成に使っています。また、毎年10億ドル以上を当社の人材育成に投資しています」

 

「数年前から内部成長率を向上し、成長し続ける企業10~20社を研究し、成功する人に共通する成長のための資質を調べました。すると、外部思考、明確で わかりやすい思考、包容力、専門性、想像力の5つが共通しました。この5つがいまの能力開発の基本ですが、時間の経過とともに変わるでしょう」

 

「受け身のCSR(企業の社会的責任)ではなく戦略的CSRへと大きく舵を切らなければなりません。将来のビジネスリーダーは利益を追求しながら、エネルギー問題や医療福祉問題など、社会の抱える難題を解決する必要があります。」

 

この世界最強企業は、今、何を考えているのでしょうか?

 

これからどんなことを仕掛けていくのでしょうか?

コラム執筆者のプロフィール

船井総合研究所 グループマネージャー シニア経営コンサルタント
斉藤 芳宜

福井県出身。神戸大学経営学部卒。中小企業診断士。
大手通信会社においてIT関連の新規事業立ち上げのチームリーダーを経て、船井総研に入社。
現在、船井総研・IT企業コンサルティングチームにおいて、特に即時業績アップにつながるコンサルティングを得意とする、IT・ソフト開発会社専門コンサルタントである。「答えは現場にしかない」という信念のもと、年間250日以上を現場での調査と業績アップ支援に充てている。IT企業経営者向け総合情報サイト「ITベンダー経営.com」の運営統括責任者であり、全国のIT企業経営者を組織化し、オンリーワン高収益企業の輩出を目指す勉強会「ITベンダー 経営研究会」を主宰している。
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