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ビジネスモデル

斉藤 芳宜

伝統と最先端が融合するIBMから見えてくるIT業界の未来 斉藤芳宜【ITビジネスモデルコラム 2014-06-04】

今年のグレートカンパニー視察セミナーは、アメリカ東海岸です。

 

シリコンバレーなどの西海岸に行くことは多くても、東海岸に行くことはあまりないのではないでしょうか。

 

今回の視察の目玉は・・・「IBM」です。

 

IT業界の方であれば、誰でも知っている超一流企業ですね。

 

皆さんは、IBMに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 

コンピュータのハードウェア企業のイメージでしょうか?
それとも、創業者とされるトーマス・ワトソンでしょうか?

 

いずれにしても、ジム・コリンズの「ビジョナリー・カンパニー」にも、トム・ピーターズの「エクセレント・カンパニー」にも登場するこの会社、誰もが認める世界の一流企業という認識に間違いはないでしょう。

IT業界の方には釈迦に説法でしょうが、電子計算機が普及するよりもさらに昔、データ処理のためにはパンチカードが使われていました。

 

パンチカードは、穴が空いているかどうかという情報に基づき、データを処理していきます。

 

このパンチカードこそ、今の「0」と「1」の二進法で構成されるデジタル技術のまさに源流で、そしてそのデジタル技術を開発したのが、I(International)B(Business) M(Machine)と言ういかにもベタベタな名前を持つこの会社です。

 

すべてのIT技術は、現在この「0」と「1」のデジタル技術によって構成されています。

 

デジタルといえば、半導体。半導体と言えばシリコン。

 

2011年の西海岸グレートカンパニー視察セミナーでは、シリコンバレーを訪問し、そこで参加者の方々はITの先進企業を徹底的に訪問しました。

 

なぜシリコンが半導体といわれるかと言うと、電流を流す導体と、電流を流さない絶縁体の両方の機能を保有しているからです。

 

シリコンによって、電流を流す(=1)、電流を流さない(=0)の両方の状態を作り出すことができるから、デジタルの応用技術が生まれる場所は、シリコンバレーと呼ばれています。

 

シリコンバレーとは、シリコンの産地ではなく、シリコンを使ったデジタルの応用技術が生まれる場所です。

 

そして、繰り返しになりますが、そのデジタル技術の源流を作り出したのが、東海岸にあるこの伝統企業、インターナショナル・ビジネス・マシーン(IBM)です。

一方で、IBMは、パーソナル化で遅れをとったため、大きな衰退も経験しました。

 

1960年には、コンピュータのメインフレーム市場でほぼ独占的なシェアを持っていたにも関わらず、業務用のハイエンド市場に取り込むIBMにとって個人用のパソコンはコンピュータとみなされず、注力の対象となりえなかった。

 

このことが、パーソナルコンピュータ、いわゆるパソコン化の流れには完全に出遅れた原因でした。

 

そして、1990年代には、IBMのごついパソコンはコンパックや日本製のスリムなパソコンと比較してガラパゴスと呼ばれ、IBMは1993年にはアメリカ市場最大の赤字額を計上する程業績を悪化させます。

 

その後、IBMは、ロゴをハードのイメージからソフトのイメージに変えるなど、様々な変革を行い、事業の中心も企業向けのビジネスソリューション提供というシステム事業に重心を移していきます。

 

パソコンのレノボへの売却は記憶に新しいですね。

 

その一方で、スーパーコンピューターなどのハードの部門では研究開発への投資を続け、コンピュータ技術で世界No.1の地位を維持し続けてきました。

 

そして今年、そのIBMが大きな挑戦を行います。

 

IBMの最大の強みであるスーパーコンピューター・ワトソンのパーソナル化です。

 

現在1000億ドルの投資を行い、すでに実用化段階に来ています。

 

どのような形でパーソナル化がなされるのか、まだベールに包まれていますが、現在、このワトソンに関するプレゼンをIBMと交渉中のため、今回のグレートカンパニーセミナーで、その秘密が明らかになる可能性大です。

 

人工知能のようなチップになるのか、それとも、ウェアラブル端末のような形になるのか?

 

非常に楽しみです。

 

デジタル技術の源流を生み出し、そして世界トップの地位を不動なものとしながらも、パーソナル化に遅れをとったことから、衰退し、そして再び生まれ変わったIBM。

 

今度は、自身の伝統技術と、そして最先端技術と、そして大きな投資を行って、業界への挑戦を行います。

 

伝統と最先端が融合する東海岸企業を訪問する今年のグレートカンパニーセミナー。

 

一緒にIT業界の未来を見に行きませんか?

コラム執筆者のプロフィール

船井総合研究所 グループマネージャー シニア経営コンサルタント
斉藤 芳宜

福井県出身。神戸大学経営学部卒。中小企業診断士。
大手通信会社においてIT関連の新規事業立ち上げのチームリーダーを経て、船井総研に入社。
現在、船井総研・IT企業コンサルティングチームにおいて、特に即時業績アップにつながるコンサルティングを得意とする、IT・ソフト開発会社専門コンサルタントである。「答えは現場にしかない」という信念のもと、年間250日以上を現場での調査と業績アップ支援に充てている。IT企業経営者向け総合情報サイト「ITベンダー経営.com」の運営統括責任者であり、全国のIT企業経営者を組織化し、オンリーワン高収益企業の輩出を目指す勉強会「ITベンダー 経営研究会」を主宰している。
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