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経営

兎澤 直樹

IT立国・マイナンバー先進国エストニアから学んだITの本質的な価値とは? 兎澤 直樹【経営コラム 2015-10-05】

こんにちは。
船井総研の兎澤(とざわ)です。

いよいよマイナンバーの通知が始まる10月となりました。
これから随時、みなさまのご家庭にも簡易書留で届くことになります。

先日、IT立国でありマイナンバー先進国と言われる
エストニアラトビアを視察してきました。

あまり馴染みのない国だと思いますが、
いわゆるバルト諸国といわれるところで、
フィンランドやスウェーデンの南に位置する旧ソ連の国々です。

バルト諸国は、実は国を挙げてITを国力として位置づけ、
徹底的に力を入れています。
小さい国であるからこそ、ITを有効に活用し、
国際競争力の向上に活用しているのです。

ちなみに、Skypeはエストニアで生まれました。

エストニアやラトビアでは、
既に税金や社会保障などはマイナンバーによって管理されています。

特にエストニアではIDカードの利用も非常に進んでいて
、すでに国民の約90%が保有しています。

そして、街のいたるところにIT活用が見られます。

エストニアのIT活用は、明らかに日本の先を行っていて、
彼らがどのようにITを生活に役立てているかを知ると、
日本の未来のヒントも見えてくると思います。

例えばエストニアでは、どのようなことに
ITやマイナンバーが使われているかというと、

99%の銀行取引はインターネットバンキングが利用されています。

スーパーマーケットやショッピングセンター内に、
いくつもタブレットが置いてあります。

クレジットカードが使えないお店はほぼありません。
フードコートやお花屋さんまで、当たり前のように使えました。

そのため、若い人の中には、
財布の中に紙幣や貨幣が入っていない人も多いのです。

本屋さんなどの店舗会員システムともIDカードが連動しています。

医療機関で処方された薬がデータベースに保存され、
薬局でIDカードを渡すと処方してもらえます。
既に処方箋の95%が電子化されています。

選挙の投票もインターネットでできます。

図書館で本を借りるときにも、IDカードを利用します。

インターネット上で申請すれば、
非エストニア国民でも30分でエストニアの国民IDを発行できます。

エストニアは130万人の小さな国ですが、
サイバー空間で1,000万人の国を作ろうとしているそうです。

ただし、市民権はないため投票などはできませんが、
あらゆる行政サービスを受けられるようになります。

また、インターネット上で30~60分ほどで会社設立もできます。
しかも、資本金ゼロでOKで、5年間は無税です。

会社情報、役員情報、資産保有状況などの国民データベースにも、
犯罪が行われない限定的な範囲で閲覧することができます。

その他、3,300を数える行政サービス(e-サービス)が
ITによって運用されているのです。

エストニアとラトビアの視察から学んだことはたくさんありますが、
最も強く学んだのは、「ITの本質的な価値とは何か?」
ということです。

私が改めて感じた、ITの本質的な価値とは、

(1)商圏や物理的な空間を越える

(2)不要な中間作業・単純作業を省く

ということです。
(1)に関しては、実際、ITを活用することでラトビアの会計事務所が、
今まで顧客のいなかったスペインの顧客も獲得できているそうです。
直接会わなくても、ITを活用すれば必要なやり取りが
済んでしまうからだそうです。

これは、明らかに物理的な空間を飛び越えています。
このようなチャンスを生み出すに、ITはもはや欠かせません。

(2)に関しては、エストニアの人々は、
銀行の窓口に行くことはほぼないそうです。

これも、明らかに無駄な中間作業・単純作業が省かれています。

それによって失われる職業が発生することも、
善いことだと捉えているそうです。
そうやって国全体を成長させるエンジンにしているのです。

やはりITはツールに過ぎません。

しっかりとユーザーにとっての利用価値を徹底的に考え、
どのような便利な社会を作っていきたいか?
というビジョンの元に活用を推進していく。

あらためて、これからITがもたらす価値の大きさを感じました。

まさに、これからのIT企業にとってのビジネスチャンスを考えるとき、
そのITの本質的な価値を理解することの重要性を感じました。

みなさんは、ITを活用して、
どんな付加価値をユーザーに提供していきますか?
コラム執筆者のプロフィール

船井総合研究所 チーフ経営コンサルタント
兎澤 直樹

2010年、船井総合研究所へ入社。
地域密着型のOA機器・IT機器販売業界における業績アップコンサルティングに特化し、全国を飛び回っている。

入社以来、BtoBマーケットにおけるマーケティング・営業支援・新規事業立ち上げに従事。
これまで、IT企業、物流業、環境ビジネス、人材派遣・紹介業、弁護士・税理士・司法書士等の士業事務所、製造業など、数多くのBtoBマーケットにおけるコンサルティングを経験。

現在は、OA機器販売会社様やIT企業様における、新規開拓、セミナー/展示会マーケティング、WEBマーケティング、新規事業立ち上げ支援を行っており、多くの業績アップの成功事例を持つ。

多くの業界でのコンサルティングを経験することで培われた、数多くの実弾的な業績アップ手法に定評がある。 中でも、とことん現場に入り込み、一気に成果を高める新規開拓支援と、 セミナー/展示会マーケティングには、特にクライアントから高い評価を受けている。

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